ルーシーダットンって何?

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“ルーシー”は、元々はタイ語ではなく、インドの古い言葉、サンスクリット語でリシ(RISI)と発音し、「行者」「聖仙」などの意味を持ち、インドの古典リグ・ヴェーダに、神とこの世とを繋ぐ者として描かれています。
同じく“ダッ”は古いタイ語で、「伸ばす、引っ張る、曲げる」「正しい方向に矯正する」等の意味を持ち、トンは「自己、自分」という意味を持ち、すなわち“行者の自己整体”から、もっと親しみやすい言葉で言えば、「仙人体操」と訳すこともできます。

現在の日本ではタイ式ヨガとも言われて親しまれていますが、元来、インドやタイなどで瞑想・修行を行っていたルーシー達が、長時間の座禅・瞑想において歪んだ体の矯正したり、厳しい修行で崩した体調を整える為に、開発されたとの伝説が残されており、すなわち本来は修行・瞑想であるヨーガと根本的に目的を異とし、ある意味、対角に位置するものと理解できます。
タイにおいては、ブッダの主治医を長年務め、晩年はタイに移住したシヴァカ師によって開発されたものとされます。シヴァカ師は別名ギバの通名でも知られ、世界最古の医学「アーユルヴェーダ」の第一人者です。つまり、あのアーユルヴェーダの運動療法として存在していたものが、タイに伝承されてきて、その原型を残したまま、綿々と伝承されてきたとも考えられるでしょう。

もともと自己整体を主眼に置いて作られている為、ポーズも超人的なものや高度な柔軟性・バランス力・筋力などを要求されず、瞑想や精神統一などは、さほど重視されていません。このような親しみやすく安全な内容が、当連盟によって2005年に本格導入された後、幅広い年齢層に有効なプログラムとして、フィットネスクラブ・医療施設などを通じ、短期間で日本に広まった背景の一つと言えます。

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